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2012/02/10

水泳 フリーのキック精度を強化

最近のマイブームは腰掛けキック。
なぜか?
キックって泳いでいるとき、どういうキックをしているか自分じゃみれない、または見にくいよね。
感覚的にこんな感じと曖昧なキックをしているような気がしてました。

じゃどうするか?やはり自分の眼でみるしかない!
となると基本に立ち返る!昔やった腰掛けキックを行い、キックの精度を向上、強化を図ります。
練習を行う上でのポイントは以下の通り。



★ポイント1 膝を伸ばす

膝を曲げずにキックを行う。
膝を伸ばすと、膝の内側のちょっと上のあたりが盛り上がります。
それを目印にするといいでしょう。

★ポイント2 足首を伸ばす

足の指でティッシュを掴むようなイメージで少し力を入れます。
その状態で足首を伸ばす。
ポイント1とポイント2を同時に行うのはなかなか難しい※ようですが慣れれば出来ると思います(個人的感想ですが)。
※指導したときに友人に言われました。

★ポイント3 水の盛り上がりを1点に

ポイント1,2のルールを守りながら腰掛けキックを行います。
両膝が水面にすっぽり入る状態でキックを行うとよいでしょう。
キックを行う際、上に蹴り上げるキック(泳いでいるときは下に蹴り下げるキックになりますよね)によって水の盛り上がりが出来ますが、その盛り上がりが1点になるように集中してキックをしましょう。
◆◇◆ TIPS ◆◇◆
盛り上がりが2点になったり、1点になったりするキックは
・膝、足首がたまに曲がっている
・左右の足の力加減が均一ではない
・足全体が開いている
ということです。
この状態だと、不安定なキックになるため推進力が得られず、ただ疲れるため長く泳げない、膝を壊すなどの原因に繋がると思います。

ポイント4 筋肉の伸縮を確認

ポイント3を行うと、以下の箇所の筋肉がよく使われます。

①大腿四頭筋(膝内側の上)
②腸腰筋より外側(腿の付け根の上下)
③腹筋
④大腿四頭筋(内腿の上)
⑤大臀筋

◆◇◆ TIPS1 ◆◇◆
腰掛けキックを行っている最中にこの5点をよく触ってみるといいでしょう。
③については表面をさわってもわからないので、指先をぐっと押し込んでみるとわかります。
◆◇◆ TIPS2 ◆◇◆
しっかり腰掛けキックが出来ていると筋肉は緊張した状態で伸縮運動を起こします。

ポイント5 一定間隔のキックを行う

腰掛けキックを行いときのペースですが、始めはゆっくり、ゆっくりキックを行ってかまいません。
なれてきたら自分のペースでキックをしてよいです。
私の練習は1分15秒サイクル(1分キック、15秒休み)×10本を行いますが、1分間のキックはイーブンペース(一定間隔でキック)で行います。ゆっくりでも速くてもイーブンペースです。
ポイントはイーブンペースです。
泳力がない人は速いペースでのキックは絶対に全力でやらないでください。
膝や足首を壊す原因になります。(特に子供には全力でやらせないことをお勧めします)
◆◇◆ TIPS1 ◆◇◆
いつもプールで見かけるのは、50mの練習だと最初の25mを全力でキックし、25m以降は疲れのためか、キックを全く出来ていない人がよく散見されます。
当然、本数が増えれば辛くなって練習しなくなります。
50mなら50mを泳ぎ切るためのペースを身につけることが大事です。
そのためには、イーブンペースでどのくらいのタイムで返ってくるのかをよく知るといいかも。

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